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PROTO BBS |
投稿者:サイコロ3 投稿日:07.9.11 22:19:23
三菱自動車も忘れかけてたギャランがフルモデルチェンジして、その名も「フォルティス」。ランサーエボ Xもこの秋登場となる。どちらも駆動系に独自の新機構が盛り沢山で、速さと乗る楽しさを徹底してアピールしている。そのスピーチを聞いていると、その勇ましさが、戦場に送り込む軍用機さながら。まさしく戦闘機屋なのである。日産はシルビアに代わる2LクラスのFRスポーツが候補に上がってるが、時期は未定。トヨタは若者を対象とした、百五十万円前後のFRスポーツを企画中とあるが、若者のクルマ離れに考慮したものと考えられている。しかし、若者とはいっても、価値観が固まった人間のニーズを変える手だては尋常ではない。一つ考えられるとしたら、それは「キムタク」さんに出演して貰う事だろう。まともに考えれば、ちゃんちゃい(3才)ぐらいからミニカーを手に握らせ、親がセダンに乗り、カウンタックがカッコ良く思わなければ、スポーツセダンの将来は無い。現にうちの伜達は、低いクルマが気持ち悪く見えるらしい。これは美意識の欠落だ。ちょっと話しはそれるが、低学年の運動会で、手をつないで一緒にゴールさせるのは、速い人への尊敬や、目標、やる気を失わさせるだけでは終わらない事も、付け加えておこう。つまり、喧嘩だってちゃんと教える事!。話しをもどすと、物心がつき始める年代あたりまで遡る必要があるとすれば、気の遠くなる営業戦略である。だとするなら、トヨタMRSという、2シーターミッドシップライトウエイトスポーツの生産は辞めるべきではなかったのではなかろうか。では、ロードスターとの違いは何処にあるのだろう。簡単に要約してしまえば、FRのロードスターは、パワステとかペダルの重さを軽減するアシスト量を減らして、適度な重さをドライバーに負担させ、ダイレクト感や、もっとも重要な「操る楽しさ」に対する独自の哲学を持っている。又その為のボディ剛性や改善をコツコツと進めている。最近では、M'sロードスターがそれである。トヨタの改善は生産ラインでの合理主義だが、ドライバビリティ的には、路面の情報を緩和した、静粛性と、軽いステアリングフィールを特徴とした、サルーン的な「一貫したクルマ造り」だと解釈する。おそらくそのあたりがトヨタのラインからGTスポーツが外された要因ではないかと考えられる。最近トヨタに、クルマを考える、新プロジェクトが発足したらしいので、期待が高まる。
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