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 PROTO BBS



 投稿者:サイコロ3  投稿日:07.12.25 14:14:30



早朝、スキー合宿参加の為、伜を蔵王まで送らなくてはならないはめになったのだが、CVTトラブルの一件があってから気が重い。とにかく余計な操作をせずにアクセルとブレーキだけに撤する事。つまり、あたりまえな事をあたりまえにやるだけなのだが、せっかちな性分にはいささか怠さを覚える。反射的にMモードに指が走ろうとするのを意図的にセーブする。シフトアップは問題無しとされてるのだが、アップにはダウンがつきもの。とりあえずM断ちに撤してワインディングを登ってみる。すると気のせいか個体差なのかは解らないが、新しいミッションは負荷に対しての反応が幾分速いようで、回転数がスーッと上がって速度を保とうとする。CVT特有の滑り感もそんなには気にならない。幾分遠慮がちにアクセルを踏んでいるせいもあるだろうが、我慢の範疇内に「ふにゃふにゃ」と取り合えず納得の一安心。伜をスキー場のレストハウスに置いて、いよいよ下りのワインディング。やはりMモードでポンポンポンとエンジンブレ−キに頼りたいところをジワーッとフットブレーキをかける。実験的にコラムセレクターの頭に付いているスポーツモードのボタンを押してみる。2000rpmから一気に4500rpmまで跳ね上がる。つまりスピードに比例して回転差が広がるのが無段階変速機(CVT)。通常では有り得ない負荷がこれなのである。Mモードでなくともスポーツモードでこの様な使い方を続ければやはり同じトラブルが起る筈である。遠い昔、「下りは登って来た時のギアで下れ」そう教えられたものだ。ブレーキがフェードして危険だからエンジンブレーキを使えという事なのだが、もはや時代遅れの化石の様なものなである。オートマ車が主流の昨今、ブレーキも進化し、更にABSが標準装備ともなれば、フットブレーキに頼り切った方が安全という寸法なのだ。




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