| 最近、BMWのカラスが道に置いたクルミをすり抜けるCMから始まって、パイロンをリバースでスラロームするシーンなど。アウディは、R10のコンポーネンツを解体してA4に仕上げてしまうシーン。どちらもゲルマンらしい説得力あるCMに、ささやかな感動を覚えてしまう。言い換えれば、百年の歴史を無言の中に感じさせる威圧とでもいおうか。それに比べて、国産車のCMは「人生」とか、訳のわからぬドラマ仕立てで楽しませてくれるのは良いが、生き方まで干渉されてる様で気分が悪くなる。さらに、ワンボックス(ミニバン)で三つ星レストランとかミュージアムのレセプションに乗りつけるシーン。しかも決まって二人。少なくとも小生には違和感。つまり、「TPOつぅ 〜 のがあるだろ 〜」 と云いたい。商売熱心もともかく、ポリシーの無いクルマをCMするのも大変な作業なのだろうが、例えば、例えばではあるが、スバルなんかは、エアロスバルA180とのツーショットCMだったら、少なくとも小生の様なオヤジ達にはウケル筈だ。今となっては何処かの傘下で「時すでに遅し」かも知れないが・・・。ドイツ車CMを見ていると、中身の無い大風呂敷よりも、マニアックな真実の方が抽んでるチャンスに思えて仕方が無い。
「わからない人間100人相手にするより、わかる人間1人を大切にするべし」 誰かさんの格言。
参照−>http://microsites.audi.co.jp.edgesuite.net/a42006/
| |