| さて帰ろうかとセルを回した瞬間「キュルルル〜〜」アクセルに合わせて異音が! ん〜、ファンベルトでも切れかけたかぁ〜。まずは日産プリンスに電話して来て貰う事に。異音はどうもミッションから聞こえるらしい。てぇ〜事はCVTが壊れたかも。それでも走行は可能なので軽く考えていたのだが ・・・。翌日の電話で妙に重い口調の浦安さん。話しによるとメーカーから担当を呼び寄せて対策を協議するというのだ。事態は大げさな事に。こちらとしては、時間がかかっても原因究明(破損箇所)と対策をお願いしたいとの意向を伝えたのだが、数日後の電話で信じられない答えが帰ってきた。その内容とは、後日メーカーから送られてくるミッションケースまるごと交換する事になったので、従って、日産プリンスの工場では【ケースを開けて故障箇所を特定出来ない】し、メーカーからの解答も貰えないだろうと言うのだ。つまり極秘のままデータとして使われてしまうという事になる。顧客としての知る権利は、故障箇所の特定と故障原因にあり、対策なのである。それを元に乗り続けるか、買換えるかを検討しなければならないからである。新品のミッション交換はありがたい事だが、同一個体である以上、不安要因は継続されたままになるのと、ドライブ系は命にかかわる重大箇所であるだけに、今回の日産自動車の対応は、薬害C型肝炎訴訟同様、顧客を切り捨て、会社の都合を優先とした、懲りない面々と言えよう。
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