| | 150 〜180万円だいで買えるVW。それも1.0L 3気筒エンジンと来れば普通に考えて通勤用買物用と想像出来てしまうし、国産コンパクトカー並の価格帯ってどう云うことなのか？。好奇心高まる中さっそく「フォルクスワーゲン山形中央」さんにお邪魔しました。
まず展示車のシートに座った瞬間に「こりゃ違うわ 〜 」と、良い意味での裏切にニンマリ！。まぎれもなくアウトバーンの国からやって来たクラスを越えた座り心地。ドアやハッチの開閉音もカチッと堅く重い。アウトバーンと来れば融雪剤対策も気になるところなので、タイヤハウスの内側を指でなぞってみると、鉄板の折り返しに樹脂でコーティングされている様な感触があった。
装備に関しては、国産コンパクトにありがちな「安くともちゃんと付いてます 〜 ！」ではなく、不必要と思われる装置は省略され、ゲルマン民族の合理性を思い知らされる。
さて、いよいよ試乗となるが「5速ASG」という特殊なミッションは、フィアット500ツインエアー同様、コツを要する。マニュアルギアボックスにシングルクラッチシステムを組み合わせたM5付オートマなので、自動でシフトアップするたびに「ガツン」とショックが来る。従って、スムーズに走らせる為には、シフトアップのタイミング時にアクセルペダルを戻す動作が必要になるので、結局、M5モードでシフトした方がスムーズで楽しいという結論に達する。してその走りだが、900Kgという軽量ボディもあって、1.0Lとは思えない加速力（動力性能）を発揮する。乗り味的にはチンクツインエアーほど濃くないが、「up！」特有の世界観にもヤラレテしまった様だ。是非一度、試乗をお勧めしたい。「目からウロコ」、、かも！。
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