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こっ、これ買うっす! 店主のつぶやき。  投稿者:店主 投稿日:05.12.22 (木) 14:45  〔コメントする〕  削除

 この日もラジコンクラブ本部の模型屋に足を運んだ。机の上にラジコン技術1月号が置いてあったので、お茶をご馳走になりながら何の気無しにパラパラとめくっていた時、「オッ!なんだこの機体は〜、ちょっと来てるね〜〜」などと口走ってしまった。ちょうど東京モーターショーのキャンギャル、いや、コンパニオンをクリックしながら、突然手が止って保存してしまう。そんな感覚に近いかも知れない。久し振りの動揺は隠せなかった。その機体名はエアロンカ。実機もラジコン機同様のホームビルド機である。高翼のクラシックな機体は何処となくダックスフントに似ている。テスト機には4スト水平対向2気筒が積まれていて、それがベストマッチで良かった。迷わず即決オーダーだ。所が、「本当に注文していいの?」と聞き返された。その訳は、私は低翼機しか飛ばさないからだ。ミニカーコレクターのお客さんに、イタ車専門がいて、突然「ポルシェ下さい」と言われて、私は「今日はどうしたんですか?」なんて思わず聞いたりする事があるが、それも同じくホビーならではの会話である。そうなんです、私は低翼専門で、練習機以外は中翼でも肩翼でも高翼でもなく低翼機一筋。おそらく子供の頃に読んだ《少年サンデー》に描かれた零戦の空中戦が根底にあるのだと思う。それに低翼機でロールすると、ゴロンゴロンと軸のズレた横転の仕方だ。軸の通ったスタント機とは違う。それが飛行機らしく私は好きだ。要するに主翼の上に胴体が乗っかってる美学!それと今回のチョイスはあまりにも違い過ぎるではないか。ミニカーコレクターがクルマなら何でも良いと言う訳にはならない。個人個人独自のフェチズムが有り、こだわりを持って収集している。趣味とは奥深いものだ。又、他人に迷惑を掛けない様細心の注意と心遣いはするが、[理解は求めない]。私の場合これで家族円満にやって来ている、今の所、、。余計な話しをしてしまったが、今回のエアロンカの様な高翼機は異例の購入になってしまったが、一目惚れに理由など無い事を改めて実感した。実にいい加減である。


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