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経年劣化の話し、店主のつぶやき。  投稿者:店主 投稿日:06.2.14 (火) 10:09  〔コメントする〕  削除
 経年劣化とは、時間の経過に伴い、お陀仏になってくサマの事である。実は経年劣化という言葉を使う様になったのは、ミニカー屋を始めてからだ。特にハンドメイド品に用いられるケースが多い。言い換えれば、素材と塗料の耐久性という訳だが、素材によっては収縮したり、塗料が割れたり酸化や変質したりもする。BBRの様なスペシャルモデルメーカーになると、レジン(ウレタン樹脂)の収縮を抑える物質(粉末)を混入した硬質ウレタン樹脂。塗料にはウレタン塗料と、耐経年劣化を考慮したマテリアルで製作されるが、それでも半永久という訳にはいかない。ところで最近、自分の経年劣化が問題だ。歩いていて何でも無いのにつんのめったり、自分から声をかけておきながら、用件を忘れたりもする。趣味のラジコン機も例外ではない。昨年9月に購入したキット、CAP232(スケールアクロ機)の製作がいまだに手つかず。なんか気乗りしないのだ。CAP232という機体は、じゃじゃ馬の異名を持つアクロバット機で、今回で2機目になる。調整が仕上がると小気味良いロールとシャープな飛行特性でスカッと爽やか!なのだが、それだけに操縦に集中力が高まる。それをストレスと感じちゃ〜経年劣化よ。おっと!この話しは機体ではなく人間の方。勿論機体だって物質だから経年劣化からは逃げられない。例えば10年も飛ばしてない機体を飛ばすのは、結構度胸がいる。劣化で空中分解するのではと心配になるので、結局飛行は断念し、引退を決意し、惜しまれながら天井のオブジェとして余生を送る事にあいなる。話しを戻して、集中力や反射神経の衰えを実感してしまうと、何故か物をかたずけ始めるのは、私だけだろうか。おそらく先にやるべき事と後回しで良い物を区別しながら確認したいからではないかと思う。そう考えると、経年劣化も悪くない現象ではないだろうか。(やせがまん)

  

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