| 『救命士』(99/マーチン・スコセッシ監督)を観てきました。 「俺はもう何ヶ月も人の命を救っていなかった・・・」(冒頭のモノローグ) 毎日のように人の死を目撃し、救えなかった人々の亡霊に怯え、後悔・・・ 心の救済を求めながら、そして崩壊していく・・・ 暗く重い作品でした。決してヒロイックな感動ものではありません。 それにしてもスコセッシの映像は今回も凄い。夜のニューヨークのシーンは必見! そしてニコラス・ケイジの演技は最高! これまでのどの作品よりも。 ・・・フランクの精神(こころ)は解放されたのか。
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