| 2010年も開幕し、M.シューマッハ参戦を筆頭に話題も盛り沢山な1年になりそうな予感がします。
さて、週刊オートスポーツをめくっていたら、今年のF-1 レギュレーションの一部が載っていた。すかさず目を通したら、なな、なんと、「シリンダー形状は真円であること」の文言が今だに?。これはFIAが80年代に急きょ加えられたレギュレーションなのである。80年代といえば、ホンダパワーを誰しもが連想するだろう。
ホンダと言えばGP500で活躍した「片山敬済」と当時最後の4ストマシンとなったNR500。そして、そのNR500に搭載されたエンジンが「8バルブ楕円ピストン X V型4気筒」という事だ。当時は楕円ピストンの出現に世界中が驚き、恐れた事だろう。ホンダF-1エンジンの復帰にあたって、公平なFIAはそのホンダエンジン(楕円ピストン)を阻止しなければならなかった。つまりホンダ叩きのレギュレーションが生まれたわけである。
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