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 PROTO BBS

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オーバーホール出来上がりの巻き  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.17 (土) 18:16  〔コメントする〕  削除
 簡単な作業なのですぐ出来上がった。ピーク付近を使いすぎたせいで、ピストンもご覧の通り。本来ならばスリーブも交換という運びだが、助言によって見送ってしまった。その助言とは「一度熱膨張で馴染んだシリンダーとスリーブなので、新品のスリーブと交換したとしても本来のパワーが出るとは限らない」という、経験にもとずくアドバイスであった。要するに、スリーブに振動が出ると、思ったほど回らないエンジンになってしまうと言う事だ。そこで思い出した事がある。当時、スバル1000の真似事ではないかといわれたアルファスッドである(真意のほどは不明)。アルファのエンジンは直4もV6もアルミシリンダーにウエットライナーなのだが、スッドの水平対向4気筒だけは【鋳鉄直堀モノブロック】なのだ。大衆車としてのコストやシール性を考慮したものと言われるが、このエンジン、すこぶる回るらしい。理由は直堀によって振動が出ない為とされている。この問題、結構深いもがある。


スカイラインクーペ370GT Type SP 乗っちゃった記 4 - 1  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.15 (木) 12:54  〔コメントする〕  削除
 日産車ではGT-Rの話題ばかりで、スカイラインクーペがちょっと陰に隠れた感じもするが、ニッポンのGTカーを忘れてはいけないのだ。つまり、スカイラインは「サルーンカー」ではなく、「GTカー」である事を再認識して欲しいと思う。ディーラー側はこのクーペを「R34GT-R」の後継車的格付けとの認識をお持ちの様です。さて、この370GTクーペ。ドライビングする事が好きな人であれば、アクセルを踏んだ瞬間にその違いを感じる事だろう。市街地はATで優しく。郊外のワインディングはDSモードでアクティブに。更に進化した「VQ37VHRエンジン」の、まるでフリクションロスの無い小型バイクの様なハイレスポンスぶりは、ためらいも無く一気に7500rpmまで回ってしまう(スロットルは、あえてワイヤーリンケージでダイレクト感を)。シーケンシャルでのシフトダウンでは、瞬間に適切なブリッピングが入り、まるでゲーセンのカーレースの実車版だ。「3,7L 333PS/7000rpm」のエンジンがこれほどまでにシャープに軽やかに回られると、体感速度とのギャップを頭の中で補正する時間が必要となる。昨年の12月に試乗した「250GT Four」もハイレスポンスだが、3,7Lではプラス強力なトルクが上乗せされた形になる。


スカイラインクーペ370GT Type SP 乗っちゃった記 4 - 2  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.15 (木) 12:53  〔コメントする〕  削除
 これほどまでのハイパフォーマンスカーになると、ブレーキングも気になるところ。通常のクルマはアシストが強く働いて、女性に優しいとでも言おうか、ちょっと踏むだけでググッと効く設定が一般的だが、スカイラインのブレーキは、スピードをコントロールする余地が踏みしろにあって、減速したい分だけ自然なタッチでコントロールが可能だ。すなわち、懐の大きさを感じるブレーキなのである。ステアリングのピニオン比は低く、クイックな切れ味で狙ったポイントへ「スパッ」と極る。余談になるが、「ピニオン比」は結構メーカー色が出る部分なので、ライバル車どうしで乗り比べると面白い。「何かが解る筈だ。ま 〜 ちがいない!」(ちょっと古すぎ)さて、コーナリングは極めてフラットなFMR車である事と、【路面のグリップ感(情報)が心地良くしっかりとステアリングに伝わる】が、「それがなんなのさ!?」と言う方の為にお答えすると「一体感」と言い切れる。このさい言い切っちゃいましょう!。ちなみにBMWは伝わる派だ。ところが日本人ユーザーの10人中7人が伝わらないクルマを支持している事が独自の調査で明らかとなっている(どこの?)。この事実が本当であるなら、日本はいまだにアメ車の植民地支配下のなごりを背負っている事になる。


スカイラインクーペ370GT Type SP 乗っちゃった記 4 - 3  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.15 (木) 12:51  〔コメントする〕  削除
 話しを元に戻すが、サスはカチッと堅められているが、最近の流行言葉で言うなら、ズバリ!「品格のある堅さ」なのだ。「どんな風に?」と聞かれても、例えばシトロエンDSの乗り心地を上手く説明出来ないのと一緒で、ウオーターベッドが「バラ色の睡眠へと誘う」と言われても、一晩・・・実際に試してみないと解らないのである。言える事は、ステアリングの切れ味というこだわりをクルマに求めた場合、シャシー剛性やプラットホームや、足回りすべての設計。つまり、【見えない箇所にかかるコストが大】になり、価格競争も踏まえれば利益の薄いクルマ造りをメーカーは強いられる事になる。古い話しだが、ブルーバード510SSS対コロナ1600Sの販売競争を例に取ると、510のスペックはポルシェタイプ(サーボシンクロ付)ミッションに四独サス仕様。コロナはワーナータイプミッション(2〜3万キロでギア鳴り)とリジットアクセルサス仕様と、スペック的には大差があったが、当時のファミリーカーニーズの風潮の中、販売台数はコロナに軍配が上がった。顧客の知識レベルの低さを指摘した評論家もいるが、いずれにせよ日産は【市場価値に対するコストのかけ過ぎ】を招いたのである。その後の借金地獄の結末は今日の形態に至る。


スカイラインクーペ370GT Type SP 乗っちゃった記 4 - 4  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.15 (木) 12:50  〔コメントする〕  削除
 しかし、クルマ離れが取り出される昨今。更にはヨーロッパ車の市場が増加し、本物の味に敏感になっている顧客層を今後どう動かすのか。先日、東北マツダ久保田店店長は「プジョーで乗りつけて、ニューデミオを試乗して帰る人が時々いるね」と言ったので、「ヤッタ〜!」と答えてやった。勿論、外車をチョイスできる顧客の大半はスペックだけを求めて購入している訳では無いが、もう一度国産車に戻って貰う努力こそ「こだわりと技術力」であり、国産車唯一のGTカーとなってしまったスカイラインの果たせる役割も大きいのではなかろうか。 今回も日産プリンス山形及び浦安さんに、この場を借りてお礼申し上げます。


RE: 遂に限界か?  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.11 (日) 17:02  〔コメントする〕  削除
 職人さんこんにちわ 〜 。冬の星座のオリオンなんか見上げていると「墓無いねー」さてさてそんな訳で一機飛ばせなくなりました。本来ベアリングよりピストンが早く「チビル」ケースが多いのですが、濃いめのガスを心掛けるのと、過剰に負荷のかかるペラを使わない事で、ベアリングがチビルまで長持ちしたと考えるべきですね。ついでにピストンリングと状態しだいでピストンとスリーブを交換しますが、2ストはやはり簡単でいい。


RE: 遂に限界か?  投稿者: 職人 投稿日:07.11.10 (土) 21:30  〔コメントする〕  削除
 「行く河の流れは絶えずして しかも本の水にあらず。」
即ち 諸行無常 (形ある物はいずれ壊れる)と言うわけだね。読書の秋でちょっと文学的過ぎたかな?
2サイクルのバイクなんぞ、安いオイルを使うとこうなるし、混合比を間違えても駄目。でもミックスガソリンを入れているのでしょうから、寿命でしょうね。ベアリングだけ交換できるとしたら凄いことだけど、どうやって脱着するんでしょうね?オモチャのようなベアリングプーラーあるのかね。
それに比べればミニカーは不動の位置、押しも押されもしないから 永遠不滅だね。ヨイショ!!


遂に限界か?  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.11.10 (土) 18:23  〔コメントする〕  削除
 天高くガァ〜〜と、トンビも驚くベアリング音! よって今日はワンフライトで止めることに。遂にオーバーホールの時期が来たらしい。「寒いの 〜 ふところが!」


X-トレイル 乗っちゃった記 2 - 1  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.10.31 (水) 23:14  〔コメントする〕  削除
 サイコロ3の1年点検ついでに新型X-トレイルを試乗しました。試乗車は4WD 20X。ところで、SUVの人気は下がるどころか好調のようで、デュアリスの国内需要に生産が追いつかない事から、英国から国内生産に切り換えるそうです。X-トレイルといえば、SUVでありながら、オンよりオフロード重視に振った、言わばかつてのRVのジーピングを凌ぐ走破性が売りと解釈していたので、オンロードはちょっとスパルタンではないかと想像していました。ところが走り出してみると一転して驚くほどマイルドな走りに仰天といった感じです。ハッキリ言ってサルーンカーと言っても過言ではありません。例によって西蔵王方面にさしかかりましたが、登り坂では2,0Lはちょっとエンジンが頑張ってしまう様です。余裕を欲しければ2,5L 6MT付が良いでしょう。


X-トレイル 乗っちゃった記 2 - 2  投稿者:サイコロ3 投稿日:07.10.31 (水) 23:12  〔コメントする〕  削除
 このクルマの良い点は、使われ方の方向性(主張)を強く感じる事です。シートや荷室の素材にそれが伺えます。思いっきりレジャーを楽しんだ後は汚れなど気にせずにそのまま積込むといった割切りの良さ。それと、考えてみれば、レジャーで疲れた後はサルーンカーで帰りたいですね! まさにX-トレイルは主役ではなく名傍役に徹したギアである事を実感した。今回の試乗に関しまして、日産プリンス山形及び浦安さんに感謝致します。


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